【我孫子市】スレート屋根の部分工事
2025/03/30
こんにちは!
我孫子市で屋根工事・塗装工事を行っている大和建装です!
我孫子市でスレート屋根の部分工事をお任せいただきました!
スレートは経年すると色褪せ・ひび割れ・反りや欠け・塗膜の剥がれが起こります。
こちらの屋根は既存のスレートが大きく欠損してなくなってしまっている状態です。
現段階では室内への雨漏れはしていませんが、屋根の下地までは雨水が侵入してしまっている可能性が非常に高いため、このまま放置すると室内への雨漏れは避けられません。
今後のためにもカバー工事か葺替え工事が妥当ですが、足場もかけて割と大規模なリフォームになります。
業者や工事内容を検討するのにお客様もお時間が必要かと思いますので、応急処置として今回の部分工事を提案させていただきました。
施工内容としましては、欠けたスレートの幅に合わせて板金を加工し欠損部分に差し込みます。
スレートの下に水が回りやすくなっている箇所にはコーキングを打ちます。
今回差し込んだ板金はあくまで応急処置としての対応ですが、ひとまず雨漏れの心配は無くなりました
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☆ 屋 根 材 の 種 類 ☆
・アスファルトシングル
特徴・・・ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付けしてある屋根材。柔らかく、
6mm程度のシート状になっています【メンテナンス 15〜20年】
メリット・・・割れたり錆びたりしない・価格が安い・表面の石粒のおかげで落雪しにくい
柔らかい材質のおかげで複雑な屋根形や高所でも施工しやすい
施工が比較的簡単で人件費もかさまない・軽量で耐震性に優れている
温かみのあるデザイン性・豊富なカラーバリエーション
デメリット・・・経年で表面の石粒が落ちる・断熱効果が少ない
太陽光パネルの設置は向かない
勾配の緩い屋根に施工すると雨漏れのリスクが高まる(大和建装では3.5寸未満はおすすめしません)
費用 屋根面積が60㎡の場合(足場代別)・・・
カバー工事 45〜60万円 |
既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる |
葺替え工事 78〜93万円 | 既存の屋根材を撤去し新しい屋根材に交換する |
・スレート(コロニアル・カラーベスト)
特徴・・・化粧スレートと言われ、セメントに繊維状の素材を混ぜて5mm程度の
薄い板状に加工された屋根材
繊維はアスベスト入りとノンアスベストに分けられ、平成18年以降はノンアスベストのみ
生産されています。【メンテナンス 15〜20年】
メリット・・・価格が安い・軽量で耐震性に優れている
施工が比較的簡単で人件費もかさまない・豊富なカラーバリエーション
デメリット・・・耐用年数が短い・小まめなメンテナンスが必要になる
ひび割れしやすいので強風による飛来物や紫外線の影響を受けやすい
太陽光パネルの設置は向かない・断熱効果が少ない
勾配の緩い屋根に施工すると雨漏れのリスクが高まる(大和建装では3.5寸未満はおすすめしません)
費用 屋根面積が60㎡の場合(足場代別)・・・
カバー工事の材料には向かず当社ではおすすめしません | |
葺替え工事 72〜85万円 | 既存の屋根材を撤去し新しい屋根材に交換する |
・ガルバニウム鋼板・SGL鋼板
特徴・・・ガルバニウムとはアルミと亜鉛の複合材で、それを鋼板(こうはん)にメッキ加工した屋根材
ガルバニウムを使うことで今まで課題だった、鉄が錆びて耐久性が低下してしまうのを
防いでくれます。
さらに表面には塗膜を施されており30年以上の耐久性を誇ります。【メンテナンス 30年前後】
※SGL鋼板はガルバニウム鋼板をさらに改良したものでガルバニウム鋼板の約3倍の耐腐食性
を持ちます。
メリット・・・湿気が多い場所でも耐腐食性に優れていて錆びにくい
強風が吹いても屋根材が飛びにくい・軽量で耐震性に優れている
メンテナンスが少ない・見た目がスマートでカラーバリエーションも豊富
デメリット・・・断熱材をつけない場合、音が響きやすく熱がこもりやすい
表面に傷がつきやすい・初期費用が高い
また、ガルバニウム鋼板には たて葺き材・よこ葺き材 があり、同じ材質でも少し違いがあります。
たて葺き・・・縦向きに屋根材を葺く方法
勾配が緩い屋根でも施工可能で、耐水性が高い
断熱材を入れない場合に限っては横葺きより安く施工ができる
しかし、複雑な屋根形には向いておらず施工する場合は手間賃がかさんでしまう
よこ葺き・・・横向きに屋根材を葺く方法
複雑な屋根形にも対応可能で、デザインも高級感があり人気
しかし、勾配の緩い屋根に施工すると雨漏れのリスクが高まる(大和建装では2.5寸未満はおすすめしません)
費用 屋根面積が60㎡の場合(足場代別)・・・
カバー工事 68〜84万円 |
既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる |
葺替え工事 84〜110万円 | 既存の屋根材を撤去し新しい屋根材に交換する |
・ジンカリウム鋼板
特徴・・・ジンカリウム鋼板の構成はガルバニウム鋼板と同一で、耐久性も変わらないと言われています
ガルバニウム鋼板と同じく従来の金属屋根(トタン)より、鉄が錆びて耐久性が
低下してしまうのを防いでくれます。
では一体何が違うのかというと石粒が表面に吹き付け接着されていることです。
これにより特に、塩を含んだ海風に強い特徴があります【メンテナンス 30年前後】
メリット・・・海風が吹く場所でも耐腐食性に優れていて錆びにくい・紫外線に強い
軽量で耐震性に優れている・遮音性に優れている・温かみのあるデザイン性
表面の石粒のおかげで落雪しにくい
デメリット・・・細かい加工がしにくい・経年で石粒が落ちることがある・初期費用が高い
断熱材が一体になっていない(空気層ができる仕組みなので多少の断熱効果はあり)
太陽光パネルの設置に向かない形状が多々ある
勾配の緩い屋根に施工すると雨漏れのリスクが高まる(大和建装では2.5寸未満はおすすめしません)
費用 屋根面積が60㎡の場合(足場代別)・・・
カバー工事 78〜94万円 |
既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる |
葺替え工事 94〜120万円 | 既存の屋根材を撤去し新しい屋根材に交換する |
・瓦
特徴・・・瓦の原材料は主に粘土を焼いて成型したもので、和瓦と洋瓦に分かれており
さらに釉薬を塗ったもの、素焼きのものに分かれています。
夏は涼しく冬は暖かい。湿気を逃しやすい作りになっているため日本の風土に合っています。
瓦屋根と言えば地震や強風で倒壊している様子を見たことがある方も多いと思いますが
ほとんどが昔の工法で施工されたものです。
今は建築基準法の改正があり工法が変わっているので耐震性が向上しています。
瓦自体は劣化しませんが、漆喰を定期的にメンテナンスする必要があります【メンテナンス 10〜15年】
メリット・・・耐久性が高い・断熱性・遮音性が良く快適
和風な建物でも洋風な建物でも合わせられる豊富なデザイン
割れてしまってもその箇所だけの差し替えが可能
葺き直しの際には既存の瓦を再利用できるので瓦代はほぼかからない
デメリット・・・重量が重い・初期費用が高い
瓦屋根を施工できる職人が減少している
費用 屋根面積が60㎡の場合(足場代別)・・・
葺き直し工事 70〜85万円 |
既存の瓦を一度外し下地を整えてから葺き直す |
葺替え工事 150〜180万円 | 既存の屋根材を撤去し新しい屋根材に交換する |
性能別比較
防水性 ガルバニウム>>ジンカリウム>シングル>瓦>>スレート
耐久性 瓦>>>ジンカリウム>ガルバニウム>>シングル・スレート
耐震性 ガルバニウム・ジンカリウム・シングル>スレート・瓦(建築基準法改正後)>>>>瓦(建築基準法改正前)
断熱性 ガルバニウム(断熱入り)>瓦>ジンカリウム>スレート・シングル>ガルバニウム(断熱無し)
防音性 瓦>>>ガルバニウム(断熱入り)>ジンカリウム>スレート・シングル>>>ガルバニウム(断熱無し)
大和建装ではお客様のご要望に合わせて工事内容や屋根材など、最適なものをご提案いたします。
もちろん複数のパターンでお見積りを作り、お客様ご自身で比較検討もしていただけます
下請さんに丸投げすることなく、自社完結なので低価格・高品質な施工を実現することができました
ご相談ございましたらぜひお気軽にお問い合わせください!
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